鉄鉱石、マンガン鉱石、粘土その他無機化合物中の付着水および化合水を定量する ISO及びJISに準拠した装置です。
試料を電気炉で加熱し、水分を乾燥窒素ガスで滴定フラスコに導入します。
製品情報
鉱石用水分気化装置
ADP-512
特長
- 電気炉は過昇温防止機構付きです。
- 外気に触れることなく同一加熱管内で、付着水および化合水を順次定量できます。
- 大気湿分の影響を受けないようにマグネット吸引移動方式で加熱管外から試料ボートを移動できます。
- PID制御方式の温度指示調節計は、正確に温度調節できます。
- 鉱石などの固体、粉末試料に含まれている水分を高温加熱(最高加熱温度 1,000℃)し、水分を気化させます。
- 鉱石の付着水および化合水を測定することができます。
仕様
製品名 | 高温用水分気化装置 |
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型式 | ADP-512 |
加熱温度範囲 | 高温域(化合水蒸発) 50~1,000℃ 低温域(付着水蒸発) 50~130℃ |
加熱管 | 石英ガラス製 φ25x1000mm |
使用環境 | 温度5~35℃、湿度85%RH以下 |
電源 | AC100~120/200~240V±10%、50/60Hz |
消費電力 | 約600W |
外形寸法 | 1150(W)×340(D)×345(H)mm |
質量 | 約30kg |