密度計と一体化した洗練されたデザインとともに、大流量乾燥ポンプによる乾燥時間短縮や3種類の洗浄液を使用可能な3液洗浄機能などの新しい機能を追加しました。
CHD-502でも好評を得ていたガソリン気泡対策のための加圧測定機能やサンプルバック機能などの機能の継承を行なっています。

1)大流量ポンプ　※FU2,FU3選択時
　乾燥時間短縮に特化した、大流量乾燥ポンプを選択できます。
　乾燥時間を6分から2分以下に短縮できます。（エタノール流通後）
2)3液洗浄　※FU2選択時
　洗浄液の種類を、2種類・3種類・なしから選択できます。
　1台で、水溶性試料・油溶性試料の両方に対応可能です。
3)圧送/吸引サンプリング
　圧送サンプリング（FU1,FU2）と吸引サンプリング（FU3,FU4）のどちらかを選択できます。
　圧送では、高粘度試料でも気泡の発生を抑えることができます。
　吸引では、蓋が開いている状態でもサンプリングできます。
4)共洗い測定専用ユニット　※FU4選択時
　共洗い専用ユニットを選択できます。
　共洗いに特化し、不用な機能を削減しました。

　共洗い専用シーケンスを用意しました。
　サンプリング（置換）を使用することで、従来よりも精度の良い共洗い測定が可能です。

　高揮発性試料（ガソリンなど）に関して、加圧しながらサンプリング・測定することで、気化による気泡発生を防ぎます。

　本体のフットスペース（設置面積）は300mm×600mmと省スペースです。

　自動的に電源を遮断できる自動電源断機能を備えています。
　無駄な電力を抑えることが出来ます。

　洗浄液供給時に空気を混入させることにより洗浄効果が向上します。
　洗浄液使用量を抑えることができます。

　香料などの高価な試料に対し、測定後の試料をバイアル瓶に戻すことができます。