トップメッセージ2

ヒトと地球の美しい共生をテーマに
総合力で未来へ貢献します

当社は、歴史の浅い外来語「愛(ラブ)」に代わって、古来の日本語「仁」を合い言葉に、KEMブランドの強化と京都の老舗を目指し、日々精進しております。それは「和」を大切に、社員が、フラットな人間関係の中で慈しみあい協力しあう「共創」の場でこそ、集団のエネルギーが生まれ、「智」の結集と思いの深さから、社会に役立つ優れた製品を生み出すと信じるからです。

1961年創立以来、企業活動の中心は、創業者岸本長彦が意図したニッチなオリジナル製品の開発であり、科学技術発展への基盤技術の礎となる分析計測機器の専門メーカーとして、半世紀以上に亘って地球環境保全に一役を担ってまいりました。 現在、大学や企業の研究室では、研究用分析計「カールフィッシャー水分計」が多く用いられ、ほぼ全国のゴミ焼却場に、「排ガス中の塩化水素濃度計」が導入されています。また1988年以来、「排ガス中の水銀濃度計」が、ゴミ焼却炉の監視システムの中で、水銀の見張り役として活躍しています。近年では、スポーツや教育現場、高温作業現場で、「熱中症指標計」が、事故防止と労働環境改善のために人々の暮らしをサポートしています。
その他、2002年に、計量法に基づく校正事業者登録制度(JCSS)のもと、国内ではじめて密度標準液および振動式密度計の校正事業者の認定を受け、国家計量標準へのトレーサビリティを証明するJCSS標章付きの校正証明書を発行しています(JCSS校正)。その後、2011年に屈折率標準液と屈折計も加え、JCSS校正を通じて、世界に誇る精度の高い「標準」を提供することにより、様々な試験・測定データの信頼性を根幹から支え、お客様の安心と信頼を得ております。

社会が高度になり暮らしが快適になるにつれ、私たちは天災だけでなく人災によっても益々危険に晒されています。よってその環境の安全と保全のために、当社では、社会のニーズと課題をいち早くキャッチして、お客様と社員との対話を密にしながら、それぞれの立場で「天は我に最善を与えたもう」と自らを鍛え、「仕事には厳しく、人には優しく」、より高度で喜ばれるものづくり、ひとづくりに励む所存でございます。

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