コラム導入事例

導入事例

【第二十三回お客様インタビュー[水分・滴定]】大原薬品工業株式会社様


大原薬品工業株式会社 様のご紹介
1957年の創業以来、小児がんをはじめとするオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)事業と、高齢化社会に貢献するジェネリック医薬品事業とを共存させ、「難病をなんとか治してほしい」「老後も安心して暮らせる社会がいいな」といった誰もが願うことを実現する社会づくりに貢献されて来られました。これからの100年を見据え、2001年に「創造と共生」を社是に掲げ、新たな歩みを進められておられます。

大原薬品工業株式会社HP
https://www.ohara-ch.co.jp/

#カールフィッシャー水分計 #電位差自動滴定装置

甲賀市に集中する工場と研究所

滋賀県甲賀市に、三工場二研究所と拠点を置く大原薬品工業は、高品質で安価なジェネリック医薬品、
小児がんを中心としたオーファンドラッグの研究・開発に挑む医薬品メーカーとして、また、社会や
地域の一員として果たすべき役割を形にするため、子どもたちへの支援を中心とした滋賀県甲賀市への
地域貢献活動を行っておられます。
そんな大原薬品工業様では、カールフィッシャー水分計・滴定装置を中心に、約20台もの京都電子工業
製分析機器をご使用いただいております。

  

 

京都電子工業製品への一問一答

インタビューご協力者:神工場 品質管理 太田 直人 様
           鳥居野工場 品質管理 武田 健太 様


木原:平素より大変お世話になっております。
普段どのようなフェーズで、水分計をご使用いただいておりますでしょうか。

太田様:週3回以上、入ってくる原料が表記通りのものか確認するために、
使用させていただくことが多いです。

木原:水分計だけでも複数台、ご導入いただいている主な理由を教えてください。

武田様:液の入れ替えが大変だということが大きいかもしれません。
測定物の種類が様々で、それぞれに使用する液が異なるので、
機器は液ごとや水分値ごとに固定で使用している為、複数台数使用している。
また、工場ごとに試験している環境も違うので、各工場で導入していますね。

木原:有難うございます。
実際に機器をご使用いただいて、率直なご感想をお願い致します。

武田様:年に二回、点検をお願いしているので、
値が異なる際には、機械は正しいということを前提に話をしています。

木原:ご担当者のハンドリングによって、誤差が生じるということでしょうか。

武田様:ほとんどのケースがそうですね。
材料の開封時間などマニュアル化できていないところの原因が多いです。
製薬業界において、原料が悪いということは99%以上あり得ないです。

 

木原:今は管理職になられた武田さんも太田さんも、
測定者時代はその点ご苦労されたのではないでしょうか。

太田様:私が入社して17年、武田さんが13年、
入社以来、京都電子工業様の水分計を使用させていただいてきました。
たしかに、値が合わず部屋に缶詰めにされることもありましたね(笑)

木原:入社以来ですか。。。何十年のお付き合いをさせていただき、大変光栄でございます。
恐らく3世代前の機器からのご関係かと存じますが、
以前に比べ、良くなった点や気になる点はございますでしょうか。

武田様:機器の操作性は、良くなっています。
また、今のビュレットになって、水分がより混入しなくなりました。
ただ、ビュレットの洗浄がもっと楽になればいいなと感じています。
その他にも、セルに付着したグリースが、洗浄しても中々綺麗に落ちない
ことを改良して欲しいです。

木原:お客様のお声が、本当に貴重です。
今後の開発やサービスに反映できるよう、ご尽力致します。
   
本日は有難うございました。今後とも宜しくお願い致します。

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